大人ニキビの外的要因・洗顔のし過ぎ

大人ニキビの外的要因・洗顔のし過ぎ

ニキビ予防は一に洗顔二に洗顔!と思いがちです。確かに思春期ニキビを経験された方からすれば、とにかく洗顔という道理が分かる気がします。が、事は大人ニキビで、すでに肌は大人の新陳代謝落ち目の肌なのです。洗顔は大切ですが、し過ぎは良くないかもしれませんよ。では、なぜ良くないのかを見てみましょう。

 

洗顔のし過ぎが良くない理由と現象

洗顔は決して悪いものではありません。肌を清潔に保つためにも必要なことです。気持ち的にも洗顔をした後はサッパリして気持ち良いですよね。しかし何でも「しすぎ」は良くないものです。健康に良いという食べ物をそればかり食べ過ぎていれば弊害がでるように、洗顔もまたし過ぎは良くないというわけです。 「洗顔をしっかりして、保湿もしっかりすれば大丈夫」という方もいらっしゃいますが、ニキビが出来やすくなっている敏感な肌には時遅し。ガシガシと洗顔した後は肌を守る肌バリアを破壊してしまい、角質は傷ついてしまい、化粧水を塗ったぐらいでは補修されません。洗顔に殺菌作用の強い洗顔料を使用される方もいますね。こちらは思春期ニキビには良い効果を生み出すでしょうが、大人ニキビには刺激が強すぎてしまいます。これを日に何度も繰り返すと肌を守る肌バリアや本来の皮脂まで洗い流して肌の水分保持をすることが難しく、角質層が乾燥し角栓ができやすくなっていきます。瑞々しい肌を失うだけでなく、防ごうとしたニキビの発生原因になりかねないのです。

 

肌バリアと洗顔

洗顔のし過ぎが破壊するという「肌バリア」とは何でしょう。皮膚の構造として、一番外側が「角層」があり、これは薄い角質細胞が層になっています。角質細胞には天然保湿因子があるので、水を大量に抱え込む性質を持っています。これが肌の潤いの水分を溜めてくれるのです。角質細胞の隙間は「セラミド」などの角質細胞間脂質で埋め尽くされています。その表面は皮脂に覆われているわけです。これらが一丸となって外部からの細菌や刺激から内部を守ってくれます。これが「肌バリア」です。ゴシゴシと何回も洗顔をしていると、これの第一バリアである皮脂層が洗い落とされ、水を抱え込んでくれる角質細胞層へ影響がでるのです。しかしニキビの原因が皮脂だと思って、ひたすら洗顔して必要な皮脂まで落としてしまった・・というのは良くある話です。大人ニキビの原因は肌の「乾燥」からというのが通例ですので、皮脂を落として角質細胞を剥し、肌の水分が失われていくというのは、まさに「ニキビの原因」なのです。

 

洗顔で皮脂と汚れは落とさなければ・・・

皮脂と汚れが肌表面に広がって、毛穴に詰まるとニキビになっていきます。これを防ぐには清潔な肌を保つことが大切です。かといってゴシゴシ洗顔してもニキビの原因。ではどうすればよいのでしょうか。洗顔は一日に何回もしない(2回程度でよい)。洗顔料は思春期ニキビ用ではなく、大人ニキビに有効なものを選ぶなどが必要です。朝の洗顔はオイリー肌の人なら洗顔石鹸でやさしく洗い、その他の肌質であれば30度くらいのぬるま湯でやさしく洗いましょう。洗顔前には手を洗い、洗顔料はよく泡立てて使用します。夜の洗顔はメイクによります。ノーメイクであれば洗顔石鹸でやさしく洗えばよいのですが、軽いメイクならジェルタイプのクレンジング料や洗顔料で洗います。濃いメイクの場合は老いるタイプのクレンジング料で落とし、洗顔料で洗います。ノーメイクや軽いメイクの時にオイルタイプを使用すると、必要な油分まで落としてしまうので、何回も洗顔した時と同じになってしまいます。

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