大人ニキビの内的要因・便秘

大人ニキビの内的要因・便秘

「便秘していると肌荒れやニキビになりやすい」というのは一般的に知られています。そもそも便秘自体が困ったものですが、肌と便秘の関係やメカニズムを知っておくと「たかが便秘」と放置せずにより一層便秘対策をしたくなります。ニキビは身体の中からもケアしていきましょう。

 

大人ニキビと便秘の関係

便秘は肌荒れの原因と言われ、慢性的な便秘は特にニキビと関係があります。思春期ニキビと違い原因が複数ある大人ニキビに多い原因の一つです。大人ニキビはストレスや生活習慣が原因で内的バランスが崩れたことから始まりやすいのですが、便秘も腸内バランスが崩れた結果です。便秘は老廃物や毒素が蓄積され、腸内で水分が吸収されて硬くなっていき、自律神経の乱れや血流の悪化に繋がります。血中に溶け込んだ毒素は全身を循環してイライラや食欲低下、疲労感や痔などの原因になり、ニキビ肌荒れを悪化させていきます。

 

便秘によるニキビ発生のメカニズム

便は身体の老廃物で本来排泄物ですから、溜めずに体外へ排出されるのが普通です。便秘という状態は、この老廃物を腸内に溜めて腐敗させ、有毒物質を発生させる状態になります。発生した有毒物質は腸内の善玉菌を減らして悪玉菌を増やしていき、腸内の状態は悪化していきます。腸内が悪化すると有害物質を分解することが難しくなっていき、さらに有害物質が充満していき悪循環に陥ります。腸内状態悪化での腸内善玉菌の減少は皮膚の新陳代謝に関わってきます。皮膚細胞を活性化するビオチンというビタミンは腸内善玉菌により作られているからです。ビオチンなどのビタミンの供給が減少すると皮膚は新陳代謝が鈍くなり、ニキビだけでなく肌のくすみや荒れなどにも繋がります。肌に直接アクセスするケアで肌のトラブルが解消できない場合は、便秘などの内的な要因も考えてみましょう。

 

便秘の種類とケア

便秘と一口に言っても実は種類があります。弛緩性便秘は大腸のぜん動運動低下による便秘で女性や高齢者に多いです。痙攣性便秘は緊張やストレスなどで自律神経の乱れ、大腸が痙攣を起こしたような運動になります。特徴は便秘と下痢を繰り返し腹痛を伴う場合があります。便は小さくてコロコロした状態です。高齢者や痔を伴っている人に多いのは直腸性便秘で、まさに肛門手前まで便がきているのに排出できない状態です。激しい腹痛や嘔吐を伴う便秘は器質性便秘といって、大腸がんやイレウスなど器質的要因によるものです。ケアとしては、器質性便秘は医療機関に相談した方が良いのですが、他の便秘は一日3食規則正しくバランスよく摂り、水分を充分に取ることが必要です。乳酸菌や食物繊維なども有効に摂り、朝起きたらコップ一杯の水分補給をします。これは肌水分補給のためにも有効です。トイレに行くことを習慣付けたり、適度な運動をすることも必要です。お腹を直接マッサージするのも有効ですね。お腹を「の」の字を描くように時計回りでマッサージをします。ストレス性の便秘の場合は、ストレスを解消することはもちろん、充分な睡眠を取り規則正しい生活から始めると良いでしょう。

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