大人ニキビのしくみ・成長ホルモン

大人ニキビのしくみ・成長ホルモン

ニキビはただ「洗顔が足りない」というだけで発生するものではありません。そこに様々な要因が絡んできます。「成長ホルモン」もその一つです。成長ホルモンというのは聞いたことがあっても詳しくは知らない方も多いでしょう。それは何者なのか、どのように生成され、どのようにニキビに関わってくるかを知っておきましょう。

 

成長ホルモンとは

成長ホルモンとは、人の体内から分泌されるので「ヒト成長ホルモン」といいます。英語では「Human Growth Hormone」というので、略してHGHとも呼ばれています。視床下部の脳下垂体を中心に分泌される他、甲状腺や副腎・生殖器・すい臓・消化器・胃腸・心臓血管・脂肪や神経系などからも作り出されています。191個のアミノ酸から成り立っています。成長期にはガンガンに分泌される成長ホルモンですが、成長期が終わると落ち着いてきて分泌量も減少します。身長の伸びが鈍くなると同時に、疲れやすくなったり、記憶力の低下や肌の衰え、髪の毛の艶もなくなっていきます。さらに年をとって成長ホルモンが減少すると、白髪が目立ち、病気にかかりやすくなり、下っ腹が出てきたりもします。老化を遅らせたいのは誰しも同じです。成長ホルモンを増やす方法を探したりもされています。

 

ニキビと成長ホルモン

ニキビには思春期ニキビと大人ニキビがあります。明確な分け方や言い方があるわけではありませんが、10代のニキビを思春期ニキビといい、20代以降のニキビを大人ニキビと言われています。大人ニキビの原因は色々あり複雑ですが、思春期ニキビの原因は成長ホルモンの影響と言われています。「成長ホルモンは肌を若々しく保つためにも良いものじゃないのか?」と思う方もいらっしゃいます。確かにそれはそうですが、マイナス方向に影響がでることもあります。それは成長ホルモンの影響で皮脂が過剰分泌されるからです。思春期ニキビの原因である皮脂過剰分泌は、洗顔されきらずに肌に残り、毛穴に入り込みます。毛穴に皮脂が詰まっていると、皮脂を食べて繁殖するアクネ菌の繁殖場所になってしまい、ニキビは炎症を起こします。

 

成長ホルモンは止められない

成長ホルモン分泌が思春期ニキビの原因といっても、分泌を止めることはできません。また、成長期の成長ホルモンは成長に必須なものなので、どちらかというと分泌を促進する方が先でしょう。成長ホルモンをたっぷり分泌しても、思春期ニキビにならない人もいます。成長ホルモンが原因である思春期ニキビは、いつか成長期が終わり、分泌が落ち着くとニキビの多発も無くなってきます。そこに至るまでにニキビを悪化させず、跡に残らないようにすることが必要です。

 

成長ホルモンが原因のニキビのケア

思春期ニキビの原因である成長ホルモンが止められないなら、他の方法でニキビを予防するしかありません。まずはニキビ専用のスキンケア商品を用意しましょう。基本は洗顔です。肌上の余分な皮脂を洗い流し、肌の清潔を確保することが最大の予防で悪化防止です。特に皮脂が増加しやすい夏場は要注意ですね。

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